読みきかせだより(年少) 44
2018年1月30日
(1/23、24、25活動記録より)
今週は、雪のちらちら舞う、本当に寒い日が続きました。絵本を見ている最中も、雪が舞い始め、子どもたちも、窓の外の光景にすっかり見とれていました。
そんな日にぴったりの絵本、せなけいこさんの「ふゆのおばけ」を読みました。確かに、夏に活躍するお化けたちは、冬の間、何をしているのでしょう。とても気になります。子どもたちも、この絵本に興味を持った様子で、静かに見入っていました。「みんな出ておいで~あそぼうよ」と、人間の男の子が声をかけると、いろいろなお化け達が出てきました。この場面では、それまで静かに見ていた子どもたちも、賑やかになり、「からかさおばけ!」「ろくろっくび!」と、お化けの名前を連呼し始めました。おばけたちの雪合戦の場面では、「からかさおばけは、雪の玉がとんできても、傘を広げたら、当たらんよ」と、教えてくれた子もおり、なるほどと感心しました。
読み聞かせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵