読みきかせだより(年中・年長) 64
2017年7月11日
(7/5、6、7活動記録より)
猛暑日、熱帯夜、台風、雷雨・・・夏ならではの気象用語が、頻繁にきかれるようになりました。読みきかせ教室は、一足早く夏休みに入ります。一学期最終週は、みんないつも以上にテンションが高く、すぐにはおはなしをきける状態になりませんでした。雨だったこともあって、体を動かしたりしていなかったのかもしれません。それでも、大好きな手遊びがきこえてくると、徐々に気持ちが集まってきて、いつしか大合唱に。その後、絵本の扉を開くと、すーっと静かになります。積み重ねてきたことの成果を感じます。
前半に読んだのは夏に大活躍する「昆虫」たちのおはなし。虫博士の男の子はもちろん、女の子も夢中になって見てくれました。中盤に読んだのは、こちらも夏の風物詩「おばけ」が登場する紙芝居と大型絵本。一瞬固まる年中さんもいましたが、怖くないんだということがわかると、リラックスした表情をうかべていました。
年度初めに比べ、年中さんは、内容を理解する力がぐんと高まり、長いおはなしも十分楽しめるようになっています。年長さんは、おはなしの内容に自分の思いや体験を照らし合わせ、より深く、広く味わえるようになっています。
そんなみんなと、二学期、更に充実したおはなしの時間を過ごすことを、今から楽しみにしています。
読みきかせ教室 年中・年長担当
二宮美奈 大野裕香