2025年3月14日

穏やかな春の訪れとともに、今年度の年少読みきかせ教室が、無事に終了致しました。保護者の皆さまには、一年間温かいご支援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

この一年を通して、絵本やお話に親しみながら、意欲的に活動する子どもたちの姿が見られました。

活発な子どもたちは、自分の思いを表情や言葉で表し、ときには大きな声で笑いながら、お話を楽しんでいました。一方で、控えめな子どもたちは、お友だちとの時間を通じて、楽しい場面で笑顔を見せることが増え、少しずつ自分の気持ちを表現できるようになりました。その成長の過程に触れるたび、私たちもうれしく感じております。

教室の最終日には、「♪キャベツの中から」の手袋シアターを子どもたちに見て貰いました。キャベツから次々と現れるあおむしに、「お花作るから、チョウチョになって来てね！」と言いながら、手で可愛らしいお花を作ってくれた子どもたち。そんな子どもたちの優しい姿が、教室が終わった今も心に残っています。

また、１年間の締めくくりとして、干支のヘビをモチーフにしたメダルを子どもたちにプレゼントしました。最初は驚いた様子でしたが、首にかけてあげると、どの子も満面の笑みでした。その後、お互いに友だち同士で見せ合いながら喜ぶ姿も、また印象的でした。

これからも、絵本やお話との出会いを通じて、子どもたちが豊かに成長していきますよう心から願っております。

読みきかせ教室　年少担当

永井直美　黒木裕恵