2025年2月27日

（2/19、20、21活動記録より）

読みきかせを通して、子どもたちには本の楽しさはもちろん、言葉のおもしろさや、言葉をつかってやりとりをすることの楽しさも感じてほしいと思っています。絵本「ちゅうちゅうたこかいな」。たこつぼからにゅるりとでてきた色鮮やかなたこの表紙にまず惹きつけられます。中味は「ちゅう ちゅう たこ かい な」の軽快なリズムにのって、最後の「な」にちなむものが、次々登場します。最後数ページの展開は見事で奥が深い！研ぎ澄まされた言葉のうしろにストーリーが広がります。子どもたちも自然に声を出し始め、「もう一回！」の声もたくさんあがりましたので何度か繰り返しました。「ちゅう　ちゅう・・・」と言っている時の子どもたちの表情、声がかわいく、私の方も何度も繰り返したくなりました。他にも、「相撲をとっています」「ちょうちょをとっています」「ピザをとっています」など同音異義語を知る第一歩となる絵本「とっています」や、「ふんが」という言葉だけでゴリラの気持ちや行動をあらわしていくユニークな絵本「ふんがふんが」、年長さんはもちろん年中さんも上手になってきたしりとりがテーマの絵本「しりとりのだいすきなおうさま」など、みんなでワイワイ楽しみました。

日本語は本当に豊かで、広がりのある言語です。心をこめて、大切に使える人になってほしいなと願います。

読みきかせ教室　年中・年長担当　二宮美奈

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