2024年12月5日

（11/27、28、29活動記録より）

秋が駆け足で過ぎていきました。先週とはうってかわって、冬の空、冬の風、遠くの山の頂は白くなっていることを、絵本室からの帰りに子どもたちと見つけました。参観日の週がいいお天気で本当によかったと改めて思います。

秋の絵本も今年は今週が締めくくりになるでしょう。カラフルに装った山々や落ち葉が描かれた秋色の絵本、紙芝居を楽しみました。みんなが特に気に入っていた様子だったのは、絵本「おちばきょうそう」。おじいちゃんのお手伝いで庭の落ち葉を掃き集めていたたっくんのもとに、ひょっこりたぬきがあらわれて「ぼくの方が上手！」としっぽで掃き集めはじめます。ふたりの落ち葉集め競争はだんだんエスカレートしていって･･･。子どもたちはその様子をキラキラした目で見ていました。そういえばみんなも、ケースを出す順番、絵本室にいく順番、お片付けの順番･･･ちょっとしたことでも競争したくなる、それが楽しい、そんなお年頃です。さっきまで競争していたたっくんとたぬきが仲良く落ち葉の海にジャンプするシーンは、みんな本当に嬉しそうで「いいな～！」「やりたい～！」なんて声もあがっていました。遊びから競争へ、また遊びへ･･みんなも日々こういった経験しているからこその共感なのだろうと思います。

読みきかせ教室　年中・年長担当　二宮美奈

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