2023年12月6日

（11/29、30、12/1活動記録より）

１１月はあたたかい日が多かったので、まだまだ秋が楽しめるように思っていましたが、さすがに師走、日中も寒くなりました。秋色の絵本は今シーズンはこれが最後になるでしょう、表情豊かなどんぐりたちや、黄金色に輝く森の中で起こったファンタジー、子どもたちは興味津々でした。

まず絵本「こならぼうやのぼうし」。どんぐりにこんなに種類があったんだなと、改めて気づきました。ひとつひとつ細かく丁寧に描かれていて、特徴がよくわかります。どんぐりに目などをつけて擬人化している絵ではないのですが、子どもたちはその表情をじゅうぶん感じているようでした。

続いて大型絵本で「もりのかくれんぼう」。森で出会った不思議な男の子に、動物たちも加わってのかくれんぼ。美しい秋の森と動物たちが一体化した、それは巧妙な隠し絵になっていて、みんな主人公の女の子とともに目を凝らして探してくれました。見つけたら、つい立って、前にやってきて、直接指さしたくなる気持ちはわかりますが、「みんなが見えるほうがいいからね、座ったままで教えてね！」と促すと、どの子もきちんとそうしてくれました。

今回は、ワークも連動させて、森の動物探し。見つけたら、思い思いに色をぬって、オリジナリティあふれる森に仕上げました。

読みきかせ教室　年中・年長担当

二宮美奈