読みきかせだより(年少) 5
2022年6月28日
「♪おはよう!おはよう!朝ですよ。寝ているのはだあれ?」お布団の模様、布団から出ている部分を手がかりに、だれが寝ているか、当てっこして楽しむ絵本「おはよう」。子どもたちとわくわくしながらお布団(ページ)をめくっていきました。予想と全然違っていたり、お化けが寝ていて怖くなったり、子どもたちは、ページをめくるたびに、表情をころころ変えながら見ていました。また、「おはようおはよう~♪」と、楽しそうに歌っている子もいました。
その後、参加型のスケッチブックシアターで、子どもたちと掛け合いをしました。主人公のショウちゃんは、幼稚園にいくために着替えを始めますが上手に着られなくて・・・。すると「次は、ズボンはくんよ!」「リュックとバッグがいるよ」等々、困っているショウちゃんに、次々と声をかけ、アドバイスをしてくれました。
先日、年少さんにぴったりの恐竜紙芝居「ブラキオザウルスのラキ」を図書館で見つけたので、早速読んでみることにしました。首としっぽの長いブラキオサウルスたちは、高い木の上の葉っぱを食べています。でも、子どものラキはまだ小さいので、食べたくても届きません。「どうしたら食べられるかな?」ラキの言葉に、子どもたちが「大きく大きく大きくなあれ!って、言ったら大きくなるよ!」「いっぱいご飯食べたら、大きくなるよ」と、一生懸命アイデアを出してくれました。導入として考えた恐竜絵描き歌も好評でほっとしました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵