読みきかせだより(年中・年長) 6
2022年6月17日
(6/10、15、16活動記録より)
雨の季節がやってきました。今年は梅雨入り前に年長さんも年中さんも海に出かけることができ、よかったですね。貝殻のはいった袋を得意気に揺らして軽やかな音を聞かせてくれました。
これからしばらく、戸外遊びは空のご機嫌をみながら・・ということになりそうですが、そんな今だから楽しめること、発見できることもたくさんあります。
そんなきっかけのひとつになればと、今回の紙芝居の主役はアマガエル。おはなしを通してその生態にも触れられる作品です。内容を考慮し、年中と年長で、違うものを紹介しました。年中さんには「アマガエルまめた」、年長さんには「アマガエルのきしょうよほうし」。アマガエルは環境にあわせて色を変えることができる、えさは昆虫やくも、低気圧が近づくとなく、指先に吸盤があって何にでもはりつくことができる・・・いろいろな特徴がどちらの作品にも分かりやすく楽しく示してありました。大人の私でも「へぇ~!」と思うことがいくつもあったのですが、もう既に知っている子は、その子の言葉で説明もしてくれて、感心しました。その他の子も、かえるの色が変わる場面など、特に興味深そうに見ていて、知識欲がおおいに刺激されていることが感じ取れました。
読みきかせ教室 年中・年長担当
二宮美奈