2022年5月20日

（5/13、18、19活動記録より）

新緑まぶしい５月。園庭で活動している子どもたちもいきいきしています。読みきかせ教室は３回目。準備からおはなし、絵本室、ワーク、お片付けと、年長さんのみならず年中さんもひと通り流れをつかんだようです。ペースの違いはあるものの、どの子も能動的に活動しています。

絵本「こすずめのぼうけん」は、お母さんに教わって飛べるようになったこすずめが、どんどん遠くまで飛んでいって、ハラハラドキドキ･･･。「自分でできる！やりたい！」が、日々増えている子どもたちにとって、このこすずめの行動や気持ちは、かなり共感できるものだったようです。どの子もしーんと集中していました。教室ではみんなが見やすいように大型絵本を使いましたが、通常版でも十分に美しく、きっとお母さん方も共感できる絵本だと思います。1977年出版。45年を経てもなお魅力は色あせません。

紙芝居「まどからのおきゃくさん」には、真っ白な小さいふくろうがでてきます。「かわいい～！！」の声が自然にあがりました。本当に愛らしいリアルな絵に引き込まれます。こちらは2021年、昨年世に出たばかりの作品です。

エバーグリーンの名作、みずみずしい新作、いろいろな作品を子どもたちと共有し、それぞれのあじわいを心に蓄えていきたいと思います。

読みきかせ教室　年中・年長担当

二宮美奈