読みきかせだより(年少) 一年のまとめ
2022年3月15日
おだやかな春の訪れとともに、今年度の読みきかせ教室も、無事終了いたしました。コロナ禍が続き、何かと不自由さを感じる1年ではありましたが、子どもたちは、豊かな想像力で絵本やお話を思う存分楽しみました。もともと絵本の好きな子が多く、読みきかせの活動も絵本室の活動も、絵本に興味を持って意欲的に取り組むことができ、大変うれしく思います。
最終日には、みんなの大好きなアンパンマンの紙芝居を読みました。最初の場面を見るや、「やったー!アンパンマンの紙芝居」「チーズは、しゃべらんのよ!」と口々に話していましたが、いつの間にか真剣に聞き入っていました。バイキンマンの決め台詞「ハヒフヘホ―」に大笑いしたり、アンパンマンがやられそうになると、緊迫した表情で必死に応援していた子どもたち。目まぐるしく変わる表情からは、ストーリーを理解しながら、想像力をフル回転させていることが察せられ、一人一人の成長を感じました。
最後に、がんばった子どもたちへ修了メダルをプレゼントしました。メダルをかけた姿は、堂々としていて、とても誇らしげに見えました。「今日で読みきかせ、最後なんよね…」「なんかさみしいんやけど…」「年中さんでも、読みきかせにくるね」等、最後に心のこもった言葉をかけてくれた子どもたち。年中さんになっても、優しい素直な心で絵本を楽しんでくれることと思います。
保護者の皆様には、いつもあたたかく見守って頂き、本当にありがとうございました。
読みきかせ教室 年少担当 永井直美 黒木裕恵