読みきかせだより(年少) 14
2022年3月9日
(3/1、2、3活動記録より)
3月3日は桃の節句です。今週は、お雛様のお話や春らしい絵本を選びました。
絵本「いろいろおてがみ」は、お手紙が大好きな、はなちゃんのお話です。「くるかなくるかな。おてがみくるかな?」はなちゃんちのポストに、次々とお手紙が届きます。お手紙は、色や形、大きさも様々。子どもたちは差出人を予想しながら楽しんでいました。もうた、しまお、てんこ等、差出人の名前にも、思わず笑顔がこぼれていました。お手紙の文字を、一緒に読み始める子もおり、成長を感じました。
紙芝居「ぽんこちゃんのおひなさま」の最初の場面には、段飾りのきれいなお雛様がならんでいます。すぐに、「あ、お雛様。ホールにもある!」「お雛様作ったー!」などの声があがっていました。「お内裏さまとお雛様~♪」と、「うれしいひなまつりの」フレーズを歌い始める子もいました。お話のクライマックス、ポンコちゃんが一人ぽっちになるシーンからは、子どもたちも、真剣な表情で、お話の展開を見守っていました。
プログラム本編よりも楽しんでいたのが、お帰りの前に読んだ「トンネルトンネル」の絵本です。「もっかい読みたい!」と、どの班も声が上がりました。真剣に選んだ本よりも、気軽に選んだ本の方が子どもたちの反応が良かったり、絵本選びは難しいとあらためて思います。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵