読みきかせだより(年少) 13
2022年3月1日
(2/22、24活動記録より)
22日は、年少さんの遠足でした。遠足から帰ってきて疲れているはずなのに、集中力も笑顔もいつも通りの子どもたち。おべんとうばこの手遊びの間も、「アリさんのお弁当も作ろう!」「ウサギさんの弁当は、ニンジン入れよう!」「次は、ヘビさんの作って!」と様々なリクエストが飛び出しました。ウサギさんのお弁当は、ニンジンいっぱいのお弁当が出来上がりました。ヘビさんのお弁当は、なが―いお弁当箱に、おにぎりやおかずを上手な手つきで入れている子もいました。
絵本「えんそくバス」の目的地も、松前公園と同じ、おおきな遊具のある公園です。絵本を見ながら「バスに乗っていった!」「長いすべり台、公園にもあったよ!」と、遠足を思い出しながら楽しそうにお話してくれました。
絵本「とんとんぱんやさん」は、動物の頭やしっぽが、ページをめくるとパンに変身する仕掛け絵本です。次は何パンになるのか、子どもたちとワクワクしながら、ページをめくっていきました。途中、忙しいパン屋さんを心配してくれる優しい子もいました。最後は、お店にずらりと並んだパンを見て、「食べたいー!」と手を伸ばしたり、目を輝かせていた子どもたちです。
紙芝居「たこたこおさんぽ」の導入として、屏風折りした赤い紙を切りながら「何ができるでしょう?」とクイズを出しました。みんな、首をひねっていましたが、ちゃんとタコだとわかってくれて、ほっとしました。紙芝居の最初の場面を見たとたん、「ぼく、帽子かぶったタコが好き」「わたしは、星の貝がついたタコが好き」と、次々と、自分の好きなタコを言い始めました。「たこ組のたーこ先生」というワードにも、くすっと笑って反応していました。また、お帰りの準備中には、「ちゅうちゅうたこたこ たこさんぽ~♪」という紙芝居のフレーズを口ずさんでいる子もいました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵