読みきかせだより(年中・年長) 17
2022年2月24日
(2/16、17、18活動記録より)
寒風にふるえる週後半、教室の時間にも雪が舞いました。とはいえ、積もるまでにはやはり至らず。そういえば子どもの頃、寒いだけで雪が積もらないのは損だなぁとよく思っていました。懐かしいです。子どもたちにとって憧れの雪景色、今回はそんな作品をたくさん用意して、おはなしの中で雪を満喫しました。
絵本「そりあそび」の主人公は、ばばばあちゃん。その呼び名の響きだけで子どもたちは笑います。何かやってくれそうだという期待がふくらむのでしょう。それに見事に答えるばばばあちゃん。壊れたベッドをそりにして、動物たちをひきつれて、思いきり雪山をエンジョイします。誰よりも楽しんでいるばばばあちゃんを、子どもたちはどんどん大好きになっていきました。
絵本「ゆきだるまくん、どこいくの?」はこっそりスキーをはいたゆきだるまの大冒険。スピード感たっぷり、ノンストップでどんどん進んでいくおはなしです。なんとなく冬季五輪の風景とも重なる場面があり、誰かピンとくる人いるかな?と思っていたら、「オリンピックみたい!」「メダルや!」という声があがりました。年中さんにも年長さんにも、このおはなしを本当に気に入った人が何人かいて、声を出し笑い続けて見ていました。
読みきかせ教室 年中・年長担当
二宮美奈