読みきかせだより（年少）　１０

2022年1月25日

今週は、まさに大寒にふさわしい寒い１週間でした。寒さを少しでも吹っ飛ばそうと選んだのが、「おしくらまんじゅう」の絵本です。「おしくらまんじゅう押されて泣くな♪」、子どもたちも、気持ちよくわらべうたのリズムにのって聞いていました。絵本のラストは、みんなの想像を超える意外な展開だったようです。驚いたり、不気味に感じたり、面白がったり、子どもたちの中でも、様々な感情が生まれたようです。「もう一回読みたい！」という子や、絵本室では「先生、これさっき見たねえ。読もう！」と、気に入ってくれた子もいました。

絵本「わかってるもん」は、子ブタのぶうちゃんがママと銭湯にいくお話です。「何でも自分でやってみたい！」、自立心が芽生え始めたころの子どもの気持ちや態度がよく描かれています。子どもたちも、ぶうちゃんに自分を重ねながら見ていたのかもしれません。最後まで静かに絵本に集中していました。