読みきかせだより(年中・年長) 7
2021年10月13日
(10/6、7、8活動記録より)
数を数えることは、こどもたちにとって、身近な楽しみのひとつのようです。読みきかせ教室でも「いーち、に、さんまのしっぽ、ごりらのろっこつ…」と、楽しい数え歌で集合します。
絵本「かいじゅうのこんだて」は、「1じ、いちじく1こ。2じ、にんじん2ほん…」時間とともにどんどん食べるかいじゅうの様子を描いた絵本です。シンプルなのですが、みんなとても気に入ったようで「もう1回!」の声が各班でました。「9じ、くじらが9とう」では、「なんで‘とう’なん?」の声があがり、動物にくわしい男の子が、「大きい動物数えるときにいうんよ!」と即座に答えてくれる場面も。対象によって数え方には違いがあるんだ、ということも自然に意識できました。シンプルなようで深く広がりのある絵本なので、しばらく楽しみたいと思っています。
「♪すうじの1はなあに?」時代を超えて歌い継がれている“すうじのうた”は、パネルシアターで楽しみました。年長さんはこれを題材に、てづくりのワークシートも用意し、実際に線をなぞって数字を書いてみることもやってみました。テキストでも数字を書いたり数を数えたりするページが増えてきますので、いい導入になったと思っています。
年中さんはがずがおおいのはどちらか、比べるワーク。思い思いに色も塗って、カラフルに仕上げてくれました。
読みきかせ教室 年中・年長担当
二宮美奈