読みきかせだより(年少) 3
2021年9月21日
(9/9、14、15活動記録より)
かわいらしい外見や、自由できままなイメージのためか、ねこは、たくさんの絵本やおはなしの中に登場します。そこで、今週は、子どもたちに身近な、ねこの絵本やおはなしを中心に選んでみました。
前半は、ねこのお手玉を使った「いっぴきたりない」のお話を実施しました。赤・緑・白・黄・青の子猫のお手玉を並べるだけでも、子どもたちの目はキラキラしていました。「1,2,3…」と子猫と一緒に数を数えてみる子。なぜ一匹たりないのか考えて、「お母さん数えてないよ」と教えてくれる子もいました。
後半は、キャラクターが折り紙でできている絵本「にゃんにゃん」を読みました。「にゃーご!」「にゃんにゃん」と上手に鳴き声をまねしながら見ている子もいました。その後、絵本のネコ作りに挑戦しました。子どもたちに、折り紙を折ったり切ったりする様子を見せました。折り紙を猫の形に切ったところで「何か足りないね」と尋ねると、「耳!」「しましまがない!」…次々声が上がりました。完成すると、「自分でやってみたーい!」「もう一回作ろう!」など、声が上がりました。
お帰りの際に、ネコのお手玉を手からもう片方の手にとばして見せる「ねこのサーカス」を披露しました。子ネコの緊張感を見せつつ、距離を伸ばしたり高く飛ばしたり、黒木先生の手にも飛ばしたり、色々挑戦しました。上手に飛べると、子どもたちも拍手をしたり、うれしそうな声をあげていました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 片山真智子