読みきかせだより(年中・年長) 5
2021年9月21日
新型コロナの流行で、おじいちゃんやおばあちゃんになかなか会えなくなっている子どもたちも多いのではないでしょうか。それぞれ思いを馳せながら、今回は、魅力的なおじいさんおばあさんが登場してくる作品を楽しみました。
絵本「だってだってのおばあさん」のおばあちゃんは「だって私は98才だもの・・・」と、ゆったり過ごす毎日でしたが、あるきっかけで、5才のおばあちゃんになります!それ以来「だって私は5才だもの!」と言ってなんでもチャレンジしていく行動派に変身!とても微笑ましくて憧れます。子どもたちの中には「え?ほんとに5才になったの?」とはじめは不思議に思う人もいたようですが、だんだんとこのユーモアがわかってきて、にこにこ顔でみていました。もうひとりの主人公、5才の猫と共に、5才のおばあちゃんとのおでかけをわくわく楽しんでいたようです。初版は1975年。もう46年も前に世に出た作品ですが、時を経ても色あせない一作です。