読みきかせだより(年少) 一学期のまとめ
2021年7月13日
夏休みも間近となった今週、年少読みきかせ教室も、おかげさまで1学期を無事終えることができました。保護者の皆様には、日頃よりご協力いただき、ありがとうございます。
1学期の初めの頃、あまり絵本に関心がなかったり、集団での読み聞かせに慣れず戸惑う様子も見られた子どもたちですが、今では、絵本が始まると自然に目や耳を傾けてくれるようになりました。
絵本の他にも、紙芝居やパネルシアター、小道具や人形を使ったお話も大好きで、反応も良く、毎回興味をもって聞いてくれています。以前より、お話を聞いている時の表情も豊かになってきたように感じています。2学期も、引き続き、子どもたちが生き生きと活動できますよう、一生懸命取り組んで参ります。
さて、1学期の最終日には、童謡「ぞうさんのぼうし」のパネルシアターを楽しみました。絵を見ながら、子どもたちも「ニャンニャン」と猫のポーズをしながら一緒に歌ってくれました。
その後、特別お楽しみワークとして「吹きゴマ作り」をしました。別の位置に描かれたゾウさんと帽子の絵が、吹きゴマを回すと、一つの絵(帽子をかぶったゾウさん)に見えるようになっています。子どもたちは、まず、帽子とゾウさんに、それぞれ色を塗る作業をしました。「何色にしようかな?」とじっくり考えて、緑や黄色…好きな色鉛筆をしっかり持って色を塗っていました。早々に塗り終えて回し始める子。納得がいくまで丁寧に色塗りをする子。それぞれのペースで取り組みました。
色塗りが終わると、何度もコマに息を吹きかけ、回そうと頑張っていました。うまく回せず、「回らん!」とすねていましたが、お友だちに触発されて再び練習し始め、回るようになった子もいました。回るようになった瞬間、ぱっと輝いた子どもたちの表情が大変印象的でした。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵