2021年7月12日

（6/30、7/1、2活動記録より）

お天気と相談しながら、プール遊びがはじまりました。教室にやってきた子どもたちが「持ってみて！」と私に差し出してきたのは、重くなった水着バック。ちょっとドキドキ、かなりワクワクだった気持ちが伝わってきます。

絵本「すいかのプール」は、真っ赤に熟した大きなすいかプールで、さっくさっくと足音たてたり、葉っぱのジャンプ台からシャボンと飛び降りたり、分厚い皮で滑り台をつくったり。もちろん実際にすいかプールで泳いだことはないですが、表される音や感触がなんともリアル、臨場感があります。子どもたちも「ほんとにあるんじゃないの？」といった表情で、じっと見入っていました。

絵本「だんだんぐんぐんずんずんどんどん」は、ちいさなかがくのとも７月号。すいかの成長がいきいきと描かれています。表紙はすいかの種、種、種！ひとつひとつ微妙に違います。興味を持った男の子が、ワークを早く終えて、自分でこの本を手にとり、熱心に眺めながら一言。「黒だけじゃないんやね～。」今度はおうちで、実際のすいかを目の前に、また検証してくれるのではないかと思っています。

夏ならではの体験が、読みきかせもあいまって、より豊かになれば嬉しいです。

読みきかせ教室　年中・年長担当

二宮美奈