読みきかせだより(年少) 1
2021年5月14日
(4/27、28、5/6活動記録より)
さあ、いよいよ今年度の年少読み聞かせ教室のスタートです。新年度の始まりはいつも、泣いている子はいるかな?みんなおはなしを聞いてくれるかな?など、色々と心配ですが、どのクラスも、入室からマットの上に座るまで、スムーズに読み聞かせの態勢に入ることができました。
絵本「おやつのポケット」を読み始めると、子どもたちも注目し、最後までちゃんと聞いていました。途中で、絵本を指さし、「メロンのあめ、すき!」「おばあちゃんちで、おせんべい食べた」…、おやつにまつわる体験を、うれしそうに話してくれました。
絵本の後は、タンポポの人形を使ったお話をしました。「こんにちは」とあいさつをすると、すぐに「こんにちは」と返してくれる子もいました。少し練習すると、多くの子が「こんにちは」と言えるようになりました。おはなしが終わった後も、「いま、タンポポさんおやつ食べよんかなあ」と頭の中で色々想像している子もいました。
休憩後は、パネルシアターを実施しました。
「小さい小さいこいのぼり~♪」と、歌い始めると、いっしょに身体を揺らし始めたり、私の手の動きをまねてやってみる子もいました。パネルシアターが終わると、園庭の鯉のぼりをうれしそうに指さした子がいました。みんなも気が付いてしばらくの間、嬉しそうにながめていました。本物の鯉のぼりと、パネルの鯉のぼりを見ながら、童謡「♪こいのぼり」を歌って楽しみました。
お帰りの準備やトイレなど自分で動ける子が多く、感心しました。また、おむつの子も出ていることを教えてくれるなど、こちらも対応することができました。今週は絵本室には行かず、教室内で終始過ごしたので、途中集中力が途切れることもありましたが、第1回目にしては、子どもたちが、落ち着いて絵本を聞いていたので安心しました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 片山真智子