2021年2月3日

（1/27、28、29活動記録より）

毎年この時期、おゆうぎ会とともにみんなが気になり始めるのが豆まき。私から話をふったわけではないのですが、昨年鬼からどうやって逃げたか、とか、お父さんに教えてもらった鬼に負けない作戦、とか、思いをおさえていられない感じです。

絵本「まゆとおに」は、私もお気に入りの作品。やまんばの娘まゆの素直さとたくましさ、そして品の良さが大好きです。

まゆのまっすぐな行動に、強面な鬼もどんどん魅力的になっていきます。

子どもたちも、最初は、怖いことになるのかなぁ･･･といった、いささか緊張した様子で見始めましたが、まゆと鬼との予想外のやりとりに、次第に表情が緩み、声をあげて笑い、つっこみをいれ、最後まで、みんながひとつになって楽しんでくれました。

「強かったね～」「まゆ、強かった～！」読後に、繰り返し出てくる言葉は、それぞれ、自分自身へのエールのようにも感じました。

今年は、なんと、１２４年ぶりという、２月２日の節分。炭治郎にも負けないみんなの武勇伝を期待したいと思います！！

読みきかせ教室　年中・年長担当

二宮美奈