読みきかせだより(年少) 10
2020年10月27日
(10/20、21、22活動記録より)
焼き芋、煮物、おでんが恋しい季節になりました。サツマイモ、サトイモ、ダイコン…畑で育った栄養いっぱいの根菜たちも収穫の時期を迎えています。「やさいさん、やさいさんだあれ?」上下に開く仕掛けをめくると、地面から野菜が「すっぽーん」と現れる絵本「やさいさん」。子どもたちは、土の上に少しだけ出ている野菜の頭の色や大きさから、何の野菜か、予想しながら見ていました。土の中から出てきたモグラやミミズを、いち早く見つけて嬉しそうにしている子もいました。近頃は、葉っぱのついた野菜を見る機会がなかなかないですが、このような絵本のおかげで、すんなり知識として身に着けられるようになりました。
続いて、「おおきなかぶ」の絵本を読みました。表紙を見るや、「おうちにあるもん」「おばあちゃんちにあった」…と、さすがに名作ですので、色々な場所で見たことがあるようです。「うんとこしょどっこいしょ!」と、最初から、張り切って、声を出して楽しんでいる子もいました。最初、関心が低かった子も犬や猫が出てくるあたりから集中し始め、自然にお話に入っていました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵