読みきかせだより(年中・年長) 11
2020年9月23日
(9/16、17、18活動記録より)
9月も半ばを過ぎ、ようやく季節の移ろいを感じています。「明日から4回お休み~!」と知らせてくれた金曜班の男の子、久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんと遊びに行くとのことでした。21日は敬老の日、さぞ嬉しいひとときになるだろうと想像しました。
絵本や紙芝居の中にも魅力的なおじいちゃんおばあちゃんはたくさん出てきます。
絵本「ちょっといれて」の主人公は、‘いいよ’おばあちゃん。ひとりのんびり木陰でくつろいでいるところに、動物たちが次々やってきて「いーれーて!」。おばあちゃんが「いいよいいよ」でどんどんいれていくうちに・・・という展開です。
絵本「いいからいいから②」のおじいちゃんは、タイトル通り、どんなハプニングにも「いいからいいから~」。今回選んだシリーズ2作目は、旅先で出会う幽霊とのやりとりがとても楽しく、大人でもクスッとくるユーモア満載です。
子どもたちはどちらの作品もとても喜んで、声を出して笑ったり、言い方を真似したりして、楽しんでいました。
それにしても、「いいよいいよ」も「いいからいいから」も、なんでもないようで、なんて嬉しい言葉だろうと、改めて思います。
読みきかせ教室 年中・年長担当
二宮美奈