読みきかせだより(年少) 7
2020年9月8日
(9/1、2、3活動記録より)
約1か月ぶりの再会にも関わらず、何人かの子どもたちの第一声は、「先生、髪切った?」でした。絵本を見ている時も、小さい部分までよく見ていて、「あ、○○がいる!」と、教えてくれることもよくあります。3・4歳児の記憶力と観察力は本当にすごいです。
まだまだ厳しい暑さが残る夏休み明け、最初の1冊は「かきごおり」です。この絵本は、かき氷の作り方が、本物のような絵で描かれています。絵を見ながら「私も食べる!」「いちごの食べたい!」との声があがり、早速パントマイムでの、かき氷作りに挑戦しました。「丸い氷をかき氷機にポンといれて回すよ!」と言うと、私の動きを見ながら、子どもたちも氷を入れてハンドルを回す動作をしました。氷をもつ時には、冷たそうな表情や動きをして、上手に表現する子もいました。最後は、それぞれが作ったかき氷に、好きなシロップをかけていただきました。
絵本「はなびドーン」を読んだ後は、紙に割り箸をつけたペープサートの花火を持ち、一人ずつ打ち上げに挑戦しました。しゃがんでから立ち上がって、勢いよく花火を上げるよう指導しました。子どもたちは、「シュー、パン」の音にうまくタイミングを合わせ、パッと立ち上がって、上手に打ち上げていました。順番を待つ間も、1学期に比べると落ち着いて待てるようになっていて、成長が感じられました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵