読みきかせだより(年少) 6
2020年7月31日
(7/28、29、30活動記録より)
梅雨もようやく明け、8月からはいよいよ夏休みです。最終週は何を読もうかと直前まで迷っていたのですが、落ち着いた色合いの貼り絵に惹かれ、この絵本を選びました。絵本「おなまえなあに?」は、様々な海の生き物たちが出てきて、自己紹介をします。ページをめくるや、魚の名前をぱっと答えてくれる子がどのクラスにもいました。「エビはこんな足なんよ」とエビの足を自分の体で表現する子や、「水族館でマンボウ見たよ」と話してくれる子もいました。絵本にはあまり興味を示さなかった子も、マグロの名前が出てくると、「お寿司屋さんで食べたことある!」と、うれしそうに教えてくれました。
次に、手作り絵本を子どもたちにお披露目しました。「今日は、先生が作った絵本を持ってきました」と言うと、「見たい!」と子どもたちは興味津々でした。年少さんが喜びそうな題材を色々と詰め込んだつもりです。どのような反応があるのかとても楽しみでした。折り紙でお家を作り、だれのお家かな?と子どもたちに尋ねながら、「とんとんとん」とドアをノックしていきます。特に台本は決まっていないので、反応に合わせて変わったり、途中で思いついた内容を入れたり、子どもたちのおかげでどんどんお話が膨らみました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵