読みきかせだより(年中・年長) 一年のまとめ
2020年3月17日
(3/5、6、11活動記録より)
令和はじめての3月、様々な心配の中でも、子どもたちは明るく、たくましく、春を迎えています。
今年度最後となる紙芝居は、年中さんには、誕生日を迎えて気合が入る男の子のお話「ひとつおおきいしんちゃん」を、年長さんには小学校の入学式にまぎれこむたぬき親子のお話「たぬきのにゅうがくしき」を。それぞれの今を重ねて、見てくれていたようです。
後半は、今年度、みんなが特に楽しそうに見ていたなと感じるおはなしを、いくつか用意していました。私がそーっと絵本を出すと、「あ!覚えとる!」と、即座にあらすじが出てくる子もいました。表紙を見るだけで内容が出てきて、かつ、それを一瞬で人に伝わるように話せるのですから、すごいことです。
参観日に楽しんだ手袋のきつね親子も、再度登場させました。しりとりの上手だった、あの親子です。みんなにこにこ、最高の表情でみてくれました。お母さんやお父さんと一緒に楽しんだ、あのなんともいえない高揚感も蘇ったのかもしれません。
記念のカードと、年長さんには修了証もプレゼントして、平成から令和へと駆け抜けた今年度は、無事フィナーレ。
4月から、また新たな気持ちで、子どもたちとおはなしの旅を続けていきたいと思います。あたたかく支えてくださった保護者の皆様に、心から感謝いたします。
読みきかせ教室 年中・年長担当
二宮美奈 大野裕香