年少読みきかせ教室 一年間のまとめ
2019年3月13日
おだやかな春の訪れとともに、今年度の年少読み聞かせ教室も、無事終了いたしました。
1年の間に、子どもたちは、様々な経験を通して、心も体も見違えるほど成長しました。読み聞かせにおいても、子どもたちの反応や表情を見ていると、絵本やお話を聞く力、理解する力、想像して楽しむ力が、しっかりと身についてきたと自信を持って言えます。また、ワークにおいても、毎週、真面目にこつこつと辛抱強く取り組むことができました。年中さんでもその成果を十分発揮してくれることでしょう。
教室最終日には、いつもより時間をとり、全員で絵本室へ行きました。絵本室へ入るや、早速、新しい絵本を見つけて、「先生よんでー!」と持ってくる子。いつもと同じ絵本を、丁寧に繰り返し見る子。乗り物のパズルや迷路に挑戦し、「先生見て、できたよ!」と得意げに見せてくれる子。恐竜や虫の図鑑を夢中で見ている子。どの子も時間を惜しんで、思いっきり絵本室を楽しんでいました。
最後に、1年間がんばった子どもたちに、一人ずつ修了メダルをプレゼントしました。「読み聞かせ、今日でおわりなん?」と寂しそうにしていた子どもたちも、名前を呼ばれると、「はい!」と大きな声でメダルを受け取り、誇らしげな笑顔をうかべていました。これからも、さまざまな経験、そして絵本との出会いを通して、豊かな心を育んでいってほしいと願っています。
保護者の皆様には、いつもあたたかく見守っていただき、本当にありがとうございました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵